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モモ収量確保へ摘果作業を確認 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|May 10, 2023 5:20:00 AM

JAグリーン長野もも部会は5月8日から11日まで、摘果講習会を支部・地区ごと20会場で開いた。4月中に3回発生した低温・降霜が結実に影響しているかなどの状況把握や今後の対応も含めて、生産者・JAと情報を共有しながら、営農技術員が今年の作業のポイントを指導。量・品質確保をめざしている。
8日に長野市川中島町今井地区で行った講習会には生産者17人が出席。生育が7日ほど前進していることを踏まえ、6月中に仕上げ摘果までを終えることや、せん孔細菌病の発生は少ないものの摘果作業に合わせて園内を見回り、見つけたらせん除することを確認した。また、低温被害・凍霜害が発生したほ場・樹においては、樹全体を観察し、従来の上枝からの作業ではなく、「下枝」から作業を行うことで、「量」を調整・確保するように説明した。生産者の一人は、「樹によって量がバラついているので、指導のように作業をすすめて、しっかり量を確保したい」と話した。
JAともも部会では、引き続き、情報を共有・交換し、ほ場巡回等を行いながら、長野県1の産地維持へ、出荷量・品質の安定化を図りたい考え。