JA信州うえだ助け合いの会は4月12日、東御市のラ・ヴエリテで第18回総会を開いた。代議員40人が、2022年度活動報告や23年度活動計画の2議案を可決した。また、22年11月に優良組合員組織として表彰を受けたことも報告した。
同会は平成7年に発足。高齢者を対象にJA施設や公民館で、保健師の健康相談や体操、レクリエーションなどなどを行う「よりあい広間」を開催してきた。
コロナ下で、高齢者の安全を守るためよりあい広間の開催は自粛。会員研修を続けながら「地域のみなさんの健康維持のためにできることはないか」と検討、会員だけでなく地域住民も対象に公開講座や健康教室を各地区で実施してきた。
22年からは、独自の感染対策を設定し「よりあい広間」を再開。体操教室をはじめ「モルック」「ボッチャ」といったニュースポーツ体験なども行っている。
同会の荻野久子会長は、「満足して帰る皆さんの笑顔は、私たちにとっても喜びと活動へのエネルギー。これからも、思いやりの心を忘れず、笑顔と元気あふれるくらしづくりを目指して活動していこう」と呼びかけた。
総会の後は、(公社)長野県柔道整復師会介護支援部長の降籏秀徳氏を講師に、「健康寿命延伸に向けたフレイル予防のための運動~介護予防運動教室での実践~」と題して記念講演を行った。