JAみなみ信州青年部第1ブロック上郷班8人と同JA上郷支所職員9人は25日、飯田市上郷のおよそ6アールの圃場でサニーレタスの収穫を行った。同班が遊休農地を活用した取り組みとして始めたこの活動は今年で7年目を迎えた。当初から作業を一緒に行う同支所職員との交流の場にもなっている。
この日は収穫の他、切り口の洗浄や箱詰め、運搬を班員と職員で分担し手際よく作業を進め、1時間半ほどでおよそ2,000株を収穫した。同支所営農課によると今年は高温により生育が進んでおり、例年に比べ収穫量が多かったという。
同班代表の岡田賢二さん（42）は「上郷支所職員との交流だけでなく、同世代の農業者仲間との情報交換や研鑽の場となっている。今後もお互い高め合い若い力で地域農業を盛り上げていきたい」と意気込んだ。
同支所営農課の清水俊行課長は「今年は新入職員3人も参加し共に汗を流す良い経験となった。活発に活動を行う青年部の皆さんと一緒に農業を通じ地域の活性化に貢献していきたい」と話した。