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准組合員とJA職員が農作業で交流 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Apr 25, 2023 4:22:00 AM

JAみなみ信州竜丘支所は16日、飯田市川路の同JA川路事業所近くの圃場で同支所管内の准組合員を対象とした「農業体験企画じゃがいもの定植作業」を行った。申し込みがあった4組7人と同JA役職員16人が参加し農作業を通じて交流を楽しんだ。
同企画は“農業振興の応援団”と位置付ける准組合員に農業の楽しさやJAを身近に感じてもらうことを目的に計画。地元農家の協力もあり初めて開催した。この日は集合場所の川路事業所で自己紹介をし徒歩で圃場へ移動。4グループに分かれた参加者は真剣な面持ちで同支所営農課職員の説明を聞き作業を進めた。最初は慣れない手つきも、作業が進むにつれて手際も良くなり木の板を使い等間隔に置いた種いもの周りに肥料をまき、丁寧に土をかぶせていった。
4歳の長女と参加した女性(34)は「多くの人と交流ができ職員の皆さんとも距離が近くなった。自分たちで植えたじゃがいもを収穫するのが待ち遠しい」と笑顔で話し、外で遊ぶことが好きだという長女は「土をかけるところが楽しかった。おいもがとれたらおやつにして食べたい」と声をはずませた。
同支所の矢澤章浩支所長は「農作業を通じて地域の皆さんと交流ができたことは非農家が多くなっている職員にとっても良い経験となった。今後も農業やJAに関心を持つきっかけとなるようなイベントを開催し准組合員との交流を続けていきたい」と話した。
今後は定期的に畑の管理を行いながら、サツマイモの定植作業や桃の収穫体験を計画。秋には収穫した農産物を利用したイベントを予定している。