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春の主力花木 スノーボール出荷最盛期 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Apr 25, 2023 4:33:00 AM

下伊那郡豊丘村のJAみなみ信州総合集荷販売センターではスノーボールの出荷が最盛期を迎える。管内から集まったスノーボールは、JA職員が一束ごと丁寧に検品し出荷作業を行っている。
同JA管内では一大産地となっているダリアをはじめ10品目が重点品目として取り扱われており、スノーボールは春先一番に出荷できる花材で、同JA春の主力花木。アジサイのように小花が集まって咲き、はじめは緑色をしているが咲き進むにつれて真っ白になるのが特徴。切り花としても人気がありウエディングブーケや母の日のプレゼントとして好まれている。4月12日からハウスものの出荷が始まり、今後露地ものが増え5月上旬頃まで続く見通し。同JAでは今年度の出荷をおよそ15万6,000本と見込み、東京・名古屋・大阪方面の市場へ出荷を予定している。
営農部農産課の塚平涼係長は「今年は高温により例年より1週間ほど早く生育が進んでおり、芽の動きも早かったため霜の心配があったが順調に推移している。さわやかで可愛らしい花なので母の日の贈り物にぜひ使ってもらいたい」と話した。