JA佐久浅間野菜専門委員会は4月17日、小諸市の小諸グランドキャッスルホテルで野菜販売推進会議を開き、2023年度の野菜販売高110億円の必達を誓った。スローガンに「野菜総合供給産地として満足される産地を目指そう」「付加価値を高め、佐久浅間ブランド力の更なる向上を図ろう」「実需者との連携を強化し、指名される産地を築こう」を掲げ、基幹品目の生産拡大や新品目の積極的な導入に取り組み、佐久浅間ブランド力の強化を図る。
会議には、委員や市場関係者ら約70人が出席。23年度の販売目標達成に向けた販売基本方針や生産計画を確認。基幹品目のハクサイやキャベツ類、レタス類、ブロッコリーの安定生産対策、生産農家の所得向上を重視した販売戦略、契約取引による販売力の強化などを掲げ、目標達成に取り組む。市場担当者からは「夏場のブロッコリーは消費者の人気が高く、今後も生産面を強化してほしい」といった要望が出された。
JAの浅沼博組合長は「品質面、生産面ともに市場からは高い評価を得ている。佐久浅間のブランド力による有利販売を進めて、目標を達成したい」と話している。