JA信州諏訪は4月17日から24日、管内のハウスで、水稲苗の伏せ込みを行った。皆で力を合わせ、水稲種子を蒔いた育苗箱をハウスに並べた。田植えまで1カ月ほど育苗管理する。
農家の農作業負担を軽減し、米の安定生産につなげることを目的に、毎年この時期に行っている。今年は、管内の水稲生産者657人から、育苗箱3万9204枚分を受託している。
4月18日、営農部の職員やアルバイト従業員ら17人が、茅野市で行った。トラックの荷台から育苗箱3640枚を運び出し、品種ごとに並べて保温シートをかけた。発芽は約7日後の予定。今後は定期的に巡回し、温度や水の管理を徹底。生育状況の確認を行う。
生産者には5月19~21日に引き渡す。
茅野市営農センターの湯田坂和臣所長代理は「例年通り、順調に作業が進んでいる。高品質な苗を生産者に提供できるよう適切な栽培管理と巡回を行いたい」と話している。