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13年目の食育活動 女性部飯田支部「さくらの会」 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Apr 19, 2023 2:40:00 AM

JAみなみ信州女性部飯田支部目的別グループ「さくらの会」のメンバー5人は14日、飯田市宮ノ上の入舟幼稚園の年中・年長園児およそ60人と同園に隣接する圃場でじゃがいもの定植作業を行った。同JA上郷支所職員、同園保護者も作業を手伝い地域で支える活動で13年目の取り組み。
園児は4つのグループに分かれてそれぞれ2~3個のじゃがいもを定植した。同会メンバーが畝にマルチを貼り定植位置に穴を開け準備。園児はマルチに空いた穴を掘り種いもをひとつずつ植え「おおきくな~れ」と声をかけながら土をかけた。「じゃがいもが獲れるのがたのしみ」と話し同会メンバーと一緒に作業を楽しんだ。
三村繁子代表は「子供たちの笑顔が可愛くて楽しみな活動。苦手な野菜も食べられるようになったと聞くとうれしくて励みになる。これからも旬の本当のおいしさを伝えていきたい」と話した。
同園の福澤生子園長は「地域の方々や自然との関りが子供たちにとってかけがえのない経験となっている。皆さんの協力のおかげで見て、食べて、感じる教育ができることがたいへんありがたい」と感謝した。
同会ではじゃがいもの他に大根やサツマイモもの栽培も支援している。また圃場の周りには果樹も植えられており、子どもたちは季節や農産物の成長を観察しながら食への興味を深めている。