上田市にある生産者直売施設「いずみの里」利用組合は、4年ぶりに通常の総会を開催した。
当日は、53人の会員が出席し第1号議案から5号議案まで可決した。
役員改選では、組合長に泉田地区の石井千春さん、副会長に浦里地区の丸田和雄さんを選んだ。石井組合長は、「上田西部地区農業における生産物の拠点として直売所の維持、発展に努めていきたい」と、意気込みを語った。
このいずみの里直売所は、平成22年から営業を開始し、今年で14年目を迎えた。出荷組合の会員は「私たち会員は、生産者であり、経営者である。私たち会員は、また、消費者でもある」という理念を持ち活動している。毎月朝市を開催しているほか、定期的なイベントを開催し毎年売上額を伸ばしている。
前組合長の、長谷川尚賢さんは「この地域はスーパーなどが多い激戦区。長年活動してこれたのは、会員の皆さんが品質の良い商品を出荷してくれているおかげ」また、「地域の皆さんや会員の拠り所として今まで以上にアイディアを出し、協力して活動をして欲しい」と激励した。