長野県伊那市の広告代理店アド・コマーシャル(赤羽悠一社長)は、安曇野・大北地域の企業、団体の仕事内容を紹介する小学生向け冊子「わたしたちの街の社会見学2023年度 安曇野・大北版」を作製し、安曇野市教育委員会に寄贈した。
冊子の寄贈は8回目で、掲載地域の市町村教育委員会にも贈り、全22小学校の4.5年生約2300人に1冊ずつ配布され、社会科見学の事前学習などに活用される。各地域の図書館にも寄贈する。
冊子はB5版22ページの全面カラーで、総合JAや製造業、建設業、食品加工業など10社・団体を掲載。安曇野の農業と暮らしを支えるJAあづみや、最先端の技術に優れた企業の取り組みを、イラストや写真で分かりやすく図鑑形式でまとめられている。
安曇野市役所では11日、贈呈式が開かれ、冊子に掲載された同JAの二村恵常務理事が企業・団体を代表して、同市教育委員会の橋渡勝也教育長に冊子を手渡した。
二村常務は「地元の企業や産業を知り、将来この地域を支えてくれるような人が育つよう活用していただきたい」と願い、橋渡教育長は「子供たちが地元を支える一員になるよう大切に使わせていただく」と感謝していた。