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11日早い開葯作業に | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Apr 6, 2023 4:54:00 AM

JAグリーン長野管内で「モモ」の開葯(やく)作業がピークを迎えている。長野市篠ノ井の東部青果物流通センターでは、4月3日からの予定を4月1日に前倒し、生産者の受け入れを開始。昨年より11日早い作業開始だ。
もも部会篠ノ井支部東部分会の役員が機械稼働等、作業支援を行いながら、生産者が摘んできたモモのつぼみを機械にかけ、花弁と葯を分け、ふるいにかけて、センター従業員に提出。従業員が葯を専用の用紙やケースに広げて1日開葯機にかけて花粉を取り出す。営農技術員によると、早生「あかつき」中生種「なつっこ」は6日の時点で満開となり、受粉作業が必要な「川中島白鳳」や「川中島白桃」についても4部咲と開花にバラツキもなく、花粉をタイミングよく付けることができ、品質に期待もできる。開葯に来た生産者は「今年はとにかく早いので、段取りよく作業を進めなければ」と話した。
また、併せて、今週末の土曜から日曜にかかる低温を懸念し、低温・凍霜害対策を呼び掛けながら、着果・品質を確保したモモ生産に取り組みたい考えだ。