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地域の担い手に期待研修生修了式 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Apr 6, 2023 5:03:00 AM

信州うえだの子会社「信州うえだファーム」は3月23日、2022年度研修生修了式と激励会を上田市のJA信州うえだ本所で行った。修了生6名全員がJA管内で独立就農する。経営種別は果樹4名野菜2名。
同社は、新たな担い手を育てる新規就農者育成事業に取組み、14年目となる。Iターンなどの新規参入者を含む就農希望者を研修生として受け入れ、雇用している。
研修期間はおおむね2年間で、研修終了後はJA組合員となり管内市町村の住民となることを条件としている。
修了式には、JAと同社の他に長野県農業農村支援センター、上田市、東御市、青木村の農政関係者らが来賓として参加した。
修了生の一人、林悟史さん(46)は、上田市でワインブドウとブロッコリーを作り、就農する。決意表明で「2年間多くの出会いがあった。実績を積み上げて地域の方からの信頼を得ながらワインづくりを頑張ってゆきたい」と述べた。
同社の和田代表は、「地域とのつながりを大切にあきらめず、あせらず、地域農業の担い手として地道に歩んで欲しい」と激励した。