南箕輪村にあるJA上伊那の農産物直売所ファーマーズあじ～なは3月25日と26日の2日間、オープン18周年を記念した「誕生18周年祭」を開催した。地元産を中心に農畜産物を特価で販売。25日にはたまごのプレゼントやきのこ汁のサービスなどもあり多くの来店者でにぎわった。
あじ～なは朝採れの野菜や旬の果実、切り花といった農畜産物のほか、豆腐や牛乳など地元の農産加工品がずらりと並ぶ。2022年度の売上高は約6億3000万円。約1500人の出荷会員が年間を通じて出荷する店内は、売り場面積も地域最大級で、来店者は年間21万人を超える。
祭り初日の25日には、「牛肉フェア」を開催。上伊那産の「信州アルプス牛」のステーキ用やカタロースうす切りなどを特価で販売し、1パック購入ごとにウィンナーなどの加工品をプレゼントした。また、精米コーナーでは10％増量サービスを行ったほか、店頭では1000円以上お買い上げの人にゴルフボールをつかんで取れた数のたまごをプレゼント。同JAきのこ部会では上伊那産きのこと同JAのPB商品「伊那華のみそ娘」を使ったきのこ汁をふるまうとともに消費拡大を呼びかけた。
伊那市美篶の来店者は「果物などの種類が豊富で、定期的に利用している。今日は欲しかった肉や牛乳が安く買えて良かった」と笑顔で話した。