JA上伊那肉牛部会は3月30日、JA本所で2022年度JA上伊那肉牛部会定期総会を開いた。部会員やJA役職員20人が出席。部会表彰と22年度事業報告、23年度事業計画などを報告した。
部会表彰では和牛や交雑種、和牛素牛の雌と雄それぞれで最高金額がついた部会員へ表彰状を手渡した。同賞は生産者の意欲向上を目的としている。
22年度はJA農産物直売所が開催する農畜産物フェアで牛肉の大特価販売を行うなど毎月、畜産物の消費拡大に取り組んできた。また、JA本所のある伊那市の市役所やJAの職員の注文を取りまとめ牛肉などを販売。地産地消につなげ、食べることで上伊那の畜産家を応援した。
23年度は引き続き安全安心な牛肉生産に取り組むとともに、素牛の育成技術向上、消費拡大などに取り組んでいく。
同部会の加藤忠志部会長は「経営が上手くいくよう部会員が一丸となって取り組みたい。行政などにも自分たちの声を届けていきたい」と話した。