JA上伊那は4月3日、伊那市狐島にあるJA南信会館に資産相談センターをオープンさせた。組合員・利用者の幅広いニーズに対応することが目的。同日、オープニングセレモニーが開かれ、JA役職員ら22人が出席した。
同センターは相続や資産運用・資産形成、年金受給、共済など、将来や老後への不安や悩みを事前に相談できる施設となっている。
設置については同JA金融部が年5~6回開いている相続相談会や各支所で開いている年金相談会に一定の需要があることから、常に相談できる施設を新設した。
設置にあたっては専門性の高い職員を配置。また、より専門的な内容に関しては業務提携している税理士や司法書士といった士業者を交えた相談も可能となっている。
オープニングセレモニーではJAの西村篝組合長らがオープンを祝ってテープカットを行った。
同センターの岡田利幸センター長は「なくてはならないセンターを目指して運営していくので、ぜひ困る前に少しでも不安に感じることがあれば相談してほしい」と呼びかけた。
当面は平日のみの午前10時~午後6時で営業。相続相談会や年金相談会も例年通り開催しつつ、同センター主催の休日相談会も開催する予定だ。