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サニーレタス収穫はじまる | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Mar 30, 2023 1:35:00 AM

JAみなみ信州は26日からサニーレタスの出荷を始めた。下伊那郡高森町の安藤亮(86)さんのお宅では例年より1週間ほど早く29日から収穫を始めた。安藤さんは「今年もおいしいレタスが出来ている。葉がサニーレタスらしく赤くなった」と笑顔を見せた。
同JAではサニーレタスを栽培する生産者の多くが春の収入源として生産している。同JA営農部によると今年は日中の気温が高く例年より1週間ほど早く順調に生育が進んでいる。今年度のサニーレタスの出荷を2,300箱(1箱4kg・前年比100%)、販売金額をおよそ3,000万円(前年比101%)とし、4月15日頃を出荷ピークと見込んでいる。
安藤さんのお宅では、およそ8アールの圃場でサニーレタスを栽培している。妻の武子さんと2人で早いときには朝5時から収穫作業を行い、この日も1時間半ほど汗を流した。今年は700箱の出荷を予定し、来週まで収穫作業を行う。サニーレタスを栽培して30年以上の安藤さんのお宅では、退職するまで亮さんも務めながら農業を行い、武子さんが主に農業を進めてきた。「妻がよくやってくれた」と振り返り、今も二人で農作業を行っている。サニーレタスの収穫後の圃場は田んぼにし、ナスや市田柿も栽培するなど1年を通して途切れることなく農作業を行っている。亮さんは「1年中体を動かしているのが健康の秘訣。もう10年はがんばりたい」と話した。
営農部販売課の小池義盛係長は「今年もおいしいサニーレタスに仕上がっている。太陽の光をたくさん浴びたサニーレタスを多くの方に食べてもらいたい」と話した。