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目標達成 令和5年度へレベルアップを | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Mar 27, 2023 4:50:00 AM

JAグリーン長野花き部会は2022年度、生産販売高目標の1.05億円(前年対比105%)を突破した。数量は前年対比93%と伸び悩んだものの、単価高や、近年積極的に推進した「シャクヤク」が出荷量増につながったことなどが追い風となった。各品目の出荷量増、また、新型コロナウイルスによる花き需要の低迷からの回復も期待し、2023年度は166万本・1億2千万円を目標に掲げる。
部会では3月24日に長野市篠ノ井のグリーンパレスで定期総会を開催。部会員33人と長野農業農村支援センター、JA全農長野を来賓に招き、新型コロナウイルス拡大以前の規模に戻して、全3議案の議事を進めた。営農技術員が22年度の部会活動と23年度の方針を説明。管内の花き栽培は露地、施設栽培品目の組み合わせ、また、果樹や野菜品目も含め「複合栽培」が多いことも含め、「複合経営で所得50万→100万円へ 100万円→200万円へ レベルUP」をテーマに、経営体にあった品目導入により、部会を挙げて出荷量増・手取りの向上につなげていくことを確認、拍手で議案を承認した。
青木和正花き部会長は、「目標達成はみなさまの頑張りのおかげ。資材高騰など経営は厳しいが、生産コストの低減と高品質な花生産を目指し、出荷ロスを減らし、目標達成できるよう部会員みなさまの協力をお願いしたい」と呼びかけた。安藤猛常務は、花き部会員の出荷に感謝を伝え、「令和5年度もぜひこの勢いで目標を達成していただきたい」と激励した。
定期総会に合わせてJA全農長野講師から「近年問題となっている花きの病害虫とその対策について」をテーマに研修。部会員は、傾向を改めて学び、対処方法に取り組むべく、熱心にメモを取っていた。