JA信州諏訪女性部富士見町ブロックは1月12日、富士見町教育委員会に手作りの廃油せっけんを寄贈した。小林和佐ブロック長と小林忍副ブロック長、JA富士見町中央支所の窪田裕章統括所長ら職員3人が教育委員会を訪れ、矢島俊樹教育長にせっけん300個(1個5センチ四方、重さ約100グラム)を手渡した。せっけんは町内の小中学校、保育園、社会教育施設に贈られる。
同ブロックでは、料理の廃油などを活用したせっけん作りに10年以上取組んでいる。本年度は昨年6月、町内から回収した廃油約30リットルを使って製作し、袋に3個ずつ入れてラッピングした。せっけんは、流し台の掃除や雑巾の洗浄に役立つという。
矢島教育長は「毎年いただけてありがたい。身近なSDGsに取組まれている皆様の思いを町民に伝えていきます」と感謝を述べた。
小林和佐ブロック長は「地域貢献の一環として欠かすことのできない活動なので、コロナ下でもできてよかった。今後も末永く続けていきたい」と話している。