上田市農業技術者連絡協議会生活部会は12月14~16日の三日間、上田市内の上野が丘公民館・城南公民館・塩田公民館で米粉を使った料理教室を開き、30歳代~70歳代の上田市民合わせて43人が参加した。
同協議会は、JAの営農技術員・くらしの活動相談員をはじめ、県上田農業改良普及センター、市、農業委員会、農業共済組合など関係団体の職員で組織しており、同生活部会は主に、地産地消の推進・地元農産物の消費拡大を担っている。
この料理教室は地域住民に向け、微細米粉の利用・消費拡大を目的に毎年開いており、同部会員であるJAくらしの活動専門員・相談員が講師を務めた。
この日は、Ohisama料理教室主宰王鷲美穂さんから提供されたメニュー「リンゴのタルトタンタン」「米粉チヂミ」「酢鶏」の3品を作った。微細米粉を使った料理は、参加者の半数が初めてで、米粉への関心の高さがうかがえた。
参加者は「多種多様なレシピや活用術が聞けた。米粉のお菓子も作ってみたい」「スタッフが細かく丁寧に教えてくれたのでよくわかった」などと話し好評だった。
同部会では、令和5年2月に、手作り味噌仕込み講習を予定。米粉料理教室の回数を拡大する方針。