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プロに「おせち」を学ぶ | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Dec 23, 2022 2:13:00 AM

JA管内在住の女性を対象にした「JA女性カレッジ」は12月22日、長野市川中島町の飲食店一味真で「おせち講座」を行った。受講生27人が出席。(株)エンドウの代表取締役社長で料理人の遠藤紀夫さんのトークショーを通じ、おせち料理の謂れから、調理のコツなど、学びを深めた。
新型コロナウイルス対策として、この日オリジナルの持ち帰り用ミニおせちを土産に準備。遠藤社長は、おせちに入っている品目などを紹介しながら、家庭でも実践できる黒豆の煮方のコツを説明したほか、クワイを松ぼっくりに見立てる「飾り切り」を実演披露。繊細な作業に、受講生からは「さすがプロの包丁さばき」と、息をのんだ。遠藤さんは「料理は、思いやりを持ちながら、自身が納得できるものを作ることが大切。そして何より、一つ一つ愛情を込めることで、味にも変化が出る」と説くと、受講生は深くうなずき、「今日学んだことを一つでも家で実践して、愛情をこめて作っていきたい」と感想を寄せた。
JA女性カレッジは、くらしにかかわることのうち「女性がやってみたいこと」に焦点を当てて月1回講座を開いている。総受講生は85人。JAとの接点の少ない女性に対し、事業利用促進のきっかけにしている。