JA信州諏訪講師別セミナー「趣味の教室」は12月8日、富士見町のJAファームふじみ店協力のもと、オリジナルの正月花寄せ植えセットを用意した。同日中、同店を訪れた受講生ら10人に、職員が受け渡した。受講生は自宅で思い思いの寄せ植えを楽しみ、新年を迎える準備を進める。
同ブロックでは毎年この時期、同店担当者が講師となり、正月がテーマの寄せ植えを行っている。今回は、新型コロナウイルス感染拡大の影響でセミナー活動を休止していることから、初めての試みとしてオリジナルセットを用意し、販売のみ行うことになった。
セット内容は万両、葉ぼたん、ビオラ、プリムラ、スイートアリッサムの5種類と鉢植え、培養土、底に敷く小石。正月花の代表的な植物で、丈が最も長い万両をメインとし、その他の花苗を囲むように植えると、バランスよく豪華な寄せ植えが完成する。
同町の有賀悦子さん（74）は「毎年心待ちにしている活動。寄せ植えで楽しんだ後は庭に植え替え、長く育てたい」と笑顔をみせた。