JAグリーン長野女性部は12月15日、JA役職員との懇談会を長野市篠ノ井のグリーンパレスで開いた。女性部本部役員14人と栗林和洋組合長らJA理事、職員からは各事業部長が出席。女性部の要望をJA経営層に伝えた。
女性部員からは、女性部活動を行うJA旧店舗や加工所施設の整備、JA職員対応に関する要望、JA取扱商品や直売所へのサービス提案など、叱咤激励を含む多数の意見が寄せられ、該当の事業部長が回答。広報誌への定期的な女性部員募集コーナーの設置要望に対し行うこと、支所混雑時における職員の対応については内部で課題を共有し、改善につなげることを約束した。小林浜子女性部長は「コロナ禍で思うように活動ができないなかで、女性部として一歩前にすすんで、JAのために何かできる活動はないかと考えているので、女性部の声をお聞きいただければありがたい」と改めて要請した。栗林和洋組合長は、女性部の活動協力とJA事業への理解に感謝を伝え、現在のJAを取り巻く情勢と農業所得増大につなげるための課題に対するJAの対応を報告。「来年はJA収穫祭イベント等も企画してまいるので、イベントができるとなれば、女性部のみなさんのご協力をぜひお願いしたい」と話し「JAとしてできることは最善を尽くしてまいりたい」と表明した。
JAでは、女性部の意見要望を改めてまとめ、事業に反映させられるものは、反映して行きたい考え。女性部では、日々の料理や趣味の活動を通じて、JA事業に貢献していきたい考えだ。