県内JAの話題

モモのスパークリングワイン 今年も登場! | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Dec 15, 2022 6:45:00 AM

JAグリーン長野は12月14日、モモ「川中島白桃」を使った「minori no awa‐みのりのあわ‐モモスパークリングワイン」の販売を開始した。長野市篠ノ井の(株)西飯田酒造店、長野市と連携した取り組みで、管内で生まれた品種「川中島白桃」を活用することによるブランドの強化とブランド商品の開発、また、規格外の果実の有効活用による生産者の「意欲」と「手取り」の向上をめざしたもの。昨年度大好評で早期完売したことから、今年は倍の1,200本を準備した。
今年度発売に合わせて、A・コープファーマーズ松代店で、西飯田酒造店飯田一基代表取締役兼杜氏とJA生産販売部職員が、SBCラジオのラジオカーレポートに出演。飯田代表取締役が商品・味の特徴を紹介。JA職員が取り組みの概要を説明した。商品には、2022年度産の川中島白桃のうち、果実表面に傷がつくなどして通常出荷できず、ジュース加工用として生産者から出荷されたもので、加工業者で絞られた果汁720kgを使ったもの。飯田代表取締役によると、味は通常のスパークリングワインと違って混濁しているが、モモを余すところなく味わってほしいという想いから、清澄剤を使わず、絞った状態のまま発酵させ醸造。開栓直後はモモの甘い香りとさわやかな酸味を感じられ、飲み進めると、ビン底の混濁した部分はモモの甘みをより感じられるなど、1本で味の違いを楽しめるという。JA職員は「これからクリスマスシーズンでもあるので、ぜひ多くの方に飲んでいただきたい」と話した。
価格は税込1,650円、アルコールは6%、内容量は500ミリリットル。JA管内A・コープファーマーズ3店舗、西飯田酒造店特約店で販売する。