JAながのでは冷蔵保存しているブドウ「シャインマスカット」の出荷が始まっている。JAの2022年度シャインマスカット出荷計画は50万ケース(1ケース5キロ換算)で、そのうち1割余りが貯蔵用冷蔵庫を活用し11月以降の需要期に備えている。初出荷となった11月6日、須坂市の須坂共選所では約1,500ケース(同キロ換算)が持ち込まれ、関東、関西方面の市場へ届けられる。出荷は2月頃まで続き、ピーク時には日量3,000ケース(同キロ換算)を超える。
全国的に同品種の生産が増えている中で、市場流通が減る11、12月に長期貯蔵で販売し、歳暮やクリスマス、年末年始の需要にも対応し、高単価を確保している。