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女性組織と常勤役員が課題の共有 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Dec 6, 2022 12:37:00 AM

JAみなみ信州女性組織連絡会は14日、飯田市鼎の同JA本所で同JA常勤役員と女性組織との懇談会を行った。同懇談会は常勤役員が各組織の現状や課題を直接聞き、共有する貴重な機会として毎年開催している。今年はより細かな意見も聞きたいと、常勤役員の希望ではじめて少人数のグループワーク形式で懇談を行った。
常勤役員3人と同JA女性部員18人、同JA果樹婦人部役員1人、同部フレッシュミズグループのメンバー3人が3グループに分かれ、「農業、JA事業への女性参画について」と「JAへの意見要望」などについて意見交換をした。懇談会では「小麦粉の価格高騰対策、米消費拡大のためお菓子やパンに米粉を活用したい。JAで製粉機を購入してみんなで使えるよう取り組んでほしい」や、加工品をつくるフレッシュミズグループのメンバーからは「加工施設の整備を充実させてほしい」など具体的な意見が出された。参加者からは「少人数で意見を出しやすかった。いろいろなひとの意見が聞けてよかった。」との声があり、若い世代からも積極的に意見が出され活発な意見交換が行われた。
寺沢寿男組合長は「世の中の変化が激しいなかでも地域を盛り上げていくためには、女性組織の皆さんの元気や協力が欠かせない。JAとしても組合員の皆さんと接する機会や意見交換の機会が大切だと考えている。JA事業をご利用いただくとともに女性の立場からJAへの意見をいただき、JAも一緒になってよりよい活動をすすめていきたい」とあいさつした。
今牧由紀子部長は「女性組織の意見を直接伝えられる機会をいただきたいへんありがたい。今後について前向きな明るい意見から、直面している課題など多くの意見を常勤役員の皆さんと共有することができた。今後活動していくなかでJAと一緒になって課題解決につなげていけるとうれしい」と話した。