JA信州諏訪は11月30日、茅野市のJA仲町会館で、高騰する生産資材価格についての情報交換会議を開いた。茅野市議会議員5人とJA営農部の菊池孝明部長、生産資材課の小林雅典課長の2人を合わせた7人が参加。農産物生産コストが大幅に上昇している情勢を共有し、意見交換を行った。
茅野市議会農業振興議連は、生産資材価格の現状を把握しようと会議開催をJA営農部に要請。この日の開催となった。
会議では小林課長が、肥料、農薬、出荷用段ボールなど生産資材全般にかかる情勢や価格動向を説明。理解を深めた上で、意見交換を行い、資材高騰よる打撃の中でも安定した農業経営を可能にしていくための方策、茅野市の農業の現状、JAの将来に向けての農業振興目標などについて議論した。
机博文市議は「農業に関わるもの全般が値上がりしており、生産者にとっては大変厳しい状況だということを改めて認識した。危機感を共有することができ、今後を考える材料にもなった」と語った。