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りんご果汁100%手づくりジュース加工事業 復活へ/職員が開催準備進める | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Dec 1, 2022 5:11:00 AM

JA信州諏訪は11月29日、岡谷市のJA田中線センター内にある農産物加工施設の再稼働に向けて準備作業を行った。コロナ禍の影響で2019年度冬以降、利用を中止していた。清掃や試運転をし、組合員への貸し出し環境を整えた。
組合員向け自家用農産物の加工事業の一環として、例年11~12月頃、JA管理部協同活動推進課の職員支援のもと行っている。同施設でつくるりんごジュースは果汁100%で、「市販されているジュースに比べ、味が濃くておいしい」と評判。中止の間も、製造を希望する組合員の声が多かったため、同課職員が「感染状況が落ち着き次第、気持ちよく利用いただけるように」と開催準備を進めることとした。
職員は、りんごを絞るジューサーや煮沸用の回転鍋、調理道具などを念入りに清掃し、熱湯消毒を行った。その後、用意した地元産「サンふじ」を使い、製造工程を全員で確認しながらジュースづくりを行った。
同課の職員は「数年使用していなかったので機械の状態が心配だったが、無事清掃と動作確認をすることができた。りんごジュースづくりはとても人気のある活動なので、コロナ禍が落ち着いたらぜひ多くの人に利用していただきたい」と話した。