JAあづみ穂高支所は1支所1協同活動の一環として18日、安曇野市の同JA西穂高ふれあいセンター構内で軽トラックの荷台で農産物を販売する「軽トラマルシェ(=JAあづみ西穂高地区運営委員会主催)」を開いた。代表総代や生産者、JA理事、JA職員ら約20人が旬の農産物を対面販売した。
地元農家こだわりの農産物の認知度を高めるとともに同所を組合員や地域住民との交流拠点としてPRすることが目的。
長野県が伝統野菜に認定する牧大根(1袋=20~25本入り)や長芋、白菜、セルリー、長ねぎなどの秋野菜をはじめ、新米「コシヒカリ」やもち米「もちひかり」、旬のリンゴ「サンふじ」、の袋詰めなどを特価で販売。アンケートに答えるとえのきだけをプレゼントするキャンペーンも実施した。
午後1時の販売開始と同時に売り場は客で賑わい、約20分で牧大根やごぼう、長芋が完売するなど売れ行きは好調だった。平日2時間限定の開催にも関わらず約60人以上の来場者が訪れ、売上高は12万5000円だった。
西穂高地区担当の小坂明弘理事は「天気がよく、作った人がその場にいて売ることが出来てよかった。野菜を集めるのが大変だったが職員のみなさんが良くやってくれた」と称えた。
山形村から来所した小松恵子さんは「孫に漬物を作りたくて、牧大根を買いに来たが完売で残念。来年はリベンジしたい」と話した。