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シナノスイート・仕上がりよく | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Oct 7, 2022 12:43:00 AM

JAグリーン長野信更果実流通センター(長野信更町)は10月7日、リンゴ中生種「シナノスイート」を初選果した。昨年に比べ2日遅れて選果を開始。秋映と交互に選果作業を進める。収穫期の雨で収穫作業に遅れが生じるなか、食味・着色ともによく仕上がっているので、天気を見ながら適期収穫を求めている。
同日は、選果作業を前に、営農技術員の指導のもと選果担当者が目合わせを実施。外観の「サビ」や「傷」の範囲・程度を確認したほか、箱詰め時の注意点を申し合わせた。今年から、見た目はやや劣るが、糖度が高いものを「赤秀プレミアム」として選果し、生産者手取り向上を目指している。
初日の選果は、糖度平均が14.3度、着色・玉伸びもよく、大玉傾向となっている。選果初日は189ケース(1ケース=10kg)を選果した。JA管内では4センターでシナノスイートを選果し、32,000ケースを、関西、中京、関東、地元市場へと出荷する計画。また、秋映やシナノゴールドとセットにした直接販売やインターネット販売(JAタウン)などの規格も含め、販売拡大による手取りの向上につなげる考えだ。