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家の光クッキング・フェスタ開催/有名料理研究家から地元農畜産物を使った料理を学ぶ | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Oct 5, 2022 12:00:00 AM

JA上伊那生活部会は9月18日、伊那市狐島同JA本所と4支所をリモートでつなぎ、JA上伊那家の光クッキング・フェスタを開催した。同イベントは、一社)家の光協会とJAが協力して、地元の農畜産物を活かした料理作りや講演会を行い、郷土料理はもとより、新しい料理に地域や家庭で挑戦し食育と地産地消を推進する目的で開催されている。
JA上伊那生活部会では、同イベントを2020年度と2021年度に計画したものの、新型コロナウイルス感染症の影響により断念。今回は3年越しの開催となった。感染症対策のため、同JA本所で行う講演会を管内4支所(伊那支所・美篶手良支所・箕輪町支所・駒ヶ根支所)へ配信しリモートでつないだ。
開会にあたり、同JA生活部会の上田ゆり子部会長は「3年越しの開催を大変うれしく思う。生活部会のテーマ『想いをひとつにかなえよう ~ つながることで仲間と地域をハッピーに~』のとおり、今日の講演会を活かして、自分も地域も明るくハッピーになるような活動に繋げていきましょう」とあいさつ。本部役員が同JA管内の農畜産物や本日のメニュー紹介などをした。講演会では、講師に料理研究家のきじまりゅうた氏を招き、前日に視察した農産物直売所ファーマーズあじ~な、(株)JA菜園での白ネギ収穫体験、とれたて市場での様子を講師自ら動画編集したものを交えながらトークした。また、同JAの為に講師が考案した料理を実際に会場で調理実演するクッキングデモンストレーションも行った。質問タイムでは、各会場から「リンゴの肉巻きはリンゴ以外の果物でできるか」、「おばあちゃん(料理研究家の故 村上昭子氏)との思い出の料理は?」など質問が相次いだ。参加者は、講師考案の料理4品が入ったお弁当と、家の光クッキング・フェスタオリジナルパッケージの同JAのプライベートブランド商品『伊那華の米』1合などをお土産に持ち帰った。
各会場の参加者からは、「実際に先生にお会いすることはできなかったが、大きなスクリーンで手元カメラの映像が映し出され、調理の様子が見やすくて参考になった」「新しい料理や野菜の切り方など料理テクニックをわかりやすく教えてもらったのでこれからの生活に活かしたい」と話した。