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子供も大人も楽しく稲刈り体験 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Oct 4, 2022 12:39:00 AM

JAグリーン長野は10月1日、長野市川中島町のほ場で「親子ふれあい農業塾」を開いた。小学生児童とその保護者11組が参加。JA青壮年部川中島支部の生産者とJA職員を講師に、水田で「稲刈り」を体験した。
ほ場は、NPO法人風とみどりの会が栽培管理した「コシヒカリ」の田。6月に同塾でモチ米の田植えを行ったが、当初予定よりも生育が非常に早かったため、急遽、同NPOで稲刈りを行い、別の田で行うことになった。JA職員が作業の流れを説明。小河原敏男支部長は「昔ながらの稲刈りで、農家のみなさんの苦労を少しでも感じ取っていただける機会になればうれしい」とあいさつし、作業を開始した。受講生は田に一列に並び、一家庭300株程度の手刈り作業を進め、児童の刈った稲を保護者が結束するなど分担しながら作業を進めた。時折、鎌の扱いに慣れていない児童に「稲の下のほうを掴み、一気に鎌を引き切るんだよ」と、青壮年部員がコツを伝授。教わった子供たちは「うまく切れるようになった」と意気揚々と刈り取り作業を進めていた。夫婦と子で参加した保護者は「親も小学生以来の稲刈りでとても楽しみに参加した。農家の方がご苦労されている大変な作業だと思ったが、すごく楽しかった」と話した。
同塾では最後の活動として、11月に秋作物の収穫作業を長野県更級農業高校生徒と行う予定。