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水稲定点圃場調査/実りよく、豊作に期待 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Sep 16, 2022 12:52:00 AM

JA信州諏訪営農部は9月15日、茅野市で水稲定点圃場(ほじょう)調査を行った。稈長・穂長の長さを測り、1株あたりの穂数を記録。圃場内3カ所で10株ずつ、計30株を刈り取った。2022年度産米の生育状況の把握、卸売業者や実需者への情報発信に役立てる考えだ。
2022年度は、管内で最も作付け面積が多い「あきたこまち」の圃場で調査を行っている。今回が今年4回目で、職員と長野県諏訪農業農村支援センターの担当者計10人が参加。100cmものさしを使って測定などする人、記録する人に分かれて作業を行った。刈り取った稲は、長野県農事試験場原村試験地にはぜかけした。9月下旬頃に脱穀し、収量・品質などの調査を続ける。
同センター技術経営普及課の北澤豊主査は「暑さと降雨が繰り返しており、天候不順の影響が心配だったが、穂がよく実っており、豊作が期待できる」と評価する。また、生産者に「胴割れにならないよう、適期刈り取りをお願いしたい」と呼びかけている。