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米乾燥調製施設 稼働/新米販売に向け作業開始 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Sep 14, 2022 1:04:00 AM

JA信州諏訪の米乾燥調製施設が、9月7日から稼働している。稲刈りを終えた生産者が、軽トラック等で訪れ、職員・アルバイト従業員立ち合いのもと、生もみを荷口に搬入。令和4年産米の販売に向け、準備を進めている。
施設は管内に8カ所ある。あきたこまち、コシヒカリ、つきあかりなどのうるち米や、もち米など、品種ごとに期間を定め、10月中旬ごろまで受け入れる。
諏訪市の文出ライスセンターは、雨天の影響で予定より4日遅れの11日から受け入れを始めた。
12日は、同市の小林利充さん(44)家族が、あきたこまち計12トンを持ち込んだ。搬入された生もみは、乾燥調製して同センター敷地内の低温倉庫で保管し、JA営農部を通して販売する。
小林さんの家族は「雨が続き、足元が悪い日が続いていたが、収穫時は晴れたため順調に作業が進んだ。今年もおいしいお米が穫れたと思う」と話している。
同センター生産係の岩波翔太主任は「今年からJA栽培推奨品目のつきあかりの荷受けが追加となるので、異品種混入しないよう一層気を引き締めて作業にあたりたい。1等米比率向上に向け、生産者には適期刈り取りをお願いしていく」と話している。