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上伊那早生果実(つがる・幸水)出荷規格査定会/本格的な出荷に向け目ぞろえ | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Aug 25, 2022 1:11:00 AM

JA上伊那果樹部会は8月17日、箕輪町の上伊那果実選果場で上伊那早生果実(つがる・幸水)出荷規格査定会を開いた。査定会は本格的な出荷を前に目ぞろえを行い、品質を統一させることが目的。この日はリンゴ「つがる」と梨「幸水」の出荷規格を決めた。
この日は、同部会のリンゴと梨の専門部役員やJA上伊那の担当職員ら21人が出席した。参加者は職員が用意した「つがる」と「幸水」のサンプル品を見比べ、着色や形状、見た目などを確認。今年度の生育状況などを考慮しながら出荷規格を決定した。
今年度の「つがる」は凍霜害の被害などなく品質は良好で収穫量も期待ができる。生育は昨年に比べ、2日ほど早く進み、18日から出荷が始まっている。「幸水」は春先の低温の影響でやや形状が崩れているものや、6月下旬から7月上旬の高温の影響で日焼けしたものが出ているという。しかし、病害虫の影響は少なく生育も例年通り。出荷は19日から始まった。
同JA営農経済部園芸課の柴誠裕果実係長は「今年は全体的に出来が良く豊作が期待できる。有利販売につなげていきたい」と意気込んだ。
同部会では専門部役員やJA職員を中心に生産者へ向けた出荷説明会を実施。販売状況の確認や品質の統一を呼びかけている。