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夏の健康教室開く 「コグニサイズ」で認知症予防 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jul 21, 2022 6:41:00 AM

JA信州うえだ真田地区事業部は7月15日、JA真田支所で夏の健康教室を開いた。登録者10人中、当日参加5人(70~80歳代)の組合員や地域住民が参加した。「脳トレ&有酸素運動」教室として、夏の健康づくりをテーマに、認知症予防の「コグニサイズ」を行った。
「コグニサイズ」は、国立長寿医療研究センターが開発した、運動と認知課題を組み合わせた、認知症予防を目的とした取り組みの総称を表した造語。英語のCognition(認知)とExercise(運動)を合わせコグニサイズという。
運動で体の健康を促すと同時に、脳の活動を活発にする機会を増やし、認知症の発症を遅延させることが目的。
この日は、鹿教湯三才山リハビリテーションセンター鹿教湯病院医療体育科健康運動指導士の吉池勇祐さんが講師となり、コグニステップ、グループエクササイズ、足踏みしながらしりとり等を行った。参加者は、数字を言いながら、3の倍数で当たったら拍手し、お題に答える。1~30が終わるまでずっとイスに座ったまま足踏みを続けるなどした。
吉池講師は「まごまごする方が脳への刺激になるので、スムーズにできるよりいいです」と説明した。参加者は「イスに座ったままの運動だったが、結構いい運動になった。家でもできるのでやってみたい」「しりとりなんて久しぶり。中々言葉が思い浮かばなかったが、しっかり頭も使えた」と話し好評だった。