JA上伊那野菜部会は6月15日、管内5会場で令和4年度ズッキーニ出荷会議を開いた。6月末から始まる本格的な出荷に向け、JAの担当職員が出荷要領などを説明した。管内では今年度、約4.9ヘクタールで45戸が栽培している。
この日、南箕輪村のJA上伊那野菜選荷場で行われた会議には生産者10人が出席。写真などを見ながら出荷箱へ詰める際の注意点や出荷伝票の書き方を確認した。また、担当職員は実が柔らかいため、収穫や出荷作業の際に傷つけないよう丁寧に作業することや、品質を維持するため切り口をしっかり乾かしてから出荷することを呼びかけた。
管内の出荷最盛期は7月中旬から8月下旬ごろ。同JAでは中京や大阪の市場を中心に出荷を行っているが、今年は燃料費高騰などによる費用増加の対策として県内市場への出荷にも力を入れている。