JA信州諏訪湖北ブロックは6月15、16、20日、岡谷市のJA施設で、部員による管内産花き購入運動「信州諏訪の花を飾りましょう」を行っている。部員37人が、スターチス・アルストロメリア・カーネーション合わせて950本を購入。花岡ちづ子ブロック長、金原多佳美副ブロック長が花束をつくり、部員一人ひとりに受け渡した。
この活動は2020年度、コロナ禍の影響で需要低迷する花き支援を目的に始めたもの。今回で4回目となる。
この日は、JA原村営農センターからスターチスとアルストロメリア、富士見町営農センターからカーネーションを手配。部員は、1品目2~4本ずつ、計12本になるよう組み合わせて花束にし、新聞紙で包んだ。
同市の山田君江さん(78)は「毎年買っている。きれいな花を届けてくれる農家の皆さんに感謝して、玄関や仏様に飾りたい」と話していた。
花岡ブロック長は「役員会でも開催希望が多く、皆楽しみにしていた企画。管内産の花を鑑賞して心を癒し、元気に過ごしてほしい」と話していた。
2022年度現在の花き消費動向は、輸入品が減少し、国内産への需要が高まっていることから、管内産も安定した価格帯で推移している。JA女性部の取組み継続について、営農部の佐藤勲知主任は「今年も購入いただき、とてもうれしく思っている。地元の皆さんに管内産の花きの魅力を知っていただく機会を大切にしていきたい」と感謝を述べている。