JAあづみは14日、松本市梓川の果実南部選果所で市場向けのブルーベリー出荷目ぞろい会を開いた。
生産者やJA職員ら約10人が参加、JA梓川地域営農センターの増田耕平営農指導員が出荷規格や等級、等級の検品方法、荷作りの注意点などを説明した。
営農経済事業部果実課によると、2022年度は順調に生育が進み、甘みが強く品質は良いという。
22年度販売計画は900万円。出荷数量は4万5000パック(1パック100グラム=1箱12パック入り)を見込んでおり、首都圏や関西方面に出荷する予定。8月上旬まで出荷作業が続く。
ブルーベリーは軟化が早く、出荷パック内に過熟果や汁漏れ果が混入していると返品の対象となるため、正確な選果が求められる。
増田営農指導員は着果目安を果実の上部が黒赤色で、下部は赤白色から赤色が残っているものとし「一日取り遅れると過熟になる場合があるため、早めに収穫してほしい」と呼び掛けた。
生産者は「過熟にならないよう早めに収穫し、適熟で出荷したい」と話した。