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廃油石鹸づくり講習会/JA女性部で作り方学ぶ | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jun 13, 2022 1:48:00 AM

JA信州諏訪富士見町ブロックは6月7日、富士見町のグリーンカルチャーセンターで廃油石鹸をつくった。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、午前の部・午後の部に分けて開催。同ブロックの役員計10人が参加し、廃油からできる、実用的な石鹸のつくり方を学んだ。
この廃油石鹸は、服の襟や靴下の汚れ、台所周りの汚れ落としなどに役立つとして、リピーターが多い。同ブロックでは10年以上継続してつくっている。農業祭での販売や小・中学校への寄贈なども行っている。
この日は、同町のJA会館ふじみから廃油約30リットルを回収。一斗缶に苛性ソーダを入れて水で溶かし、廃油を静かに流し込んだ。木製の棒を使ってかき混ぜること約25~30分。キャラメル色でとろりとした状態になったら、牛乳パックを切ってつくった型に入れてこの日の作業は終了。できあがりは、約1カ月後。型から取り出し、実際に使用してみる予定だ。
小林和佐ブロック長は「廃油を活用できるので、SDGsにもつながる活動だと思っている。今年も順調に作業が進んでいるので、完成したらぜひ多くの人に使ってほしい」と話した。