県内JAの話題

入笠山ボランティア活動に初参加/山野草800株を植栽 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Jun 13, 2022 1:54:00 AM

JA信州諏訪富士見町中央支所は6月11日、富士見町の入笠山登山口花畑で開かれた、同町が主催する「入笠“花の里山”第20回ボランティア活動」に初めて参加した。同支所の窪田裕章統括所長ら5人が、山野草を植栽。周辺の景観美化に汗を流した。
入笠山は、同町と伊那市に跨る標高1,955メートルの赤石山脈(南アルプス)に含まれる山。1年を通じて数多くの花が咲く「花の宝庫」として、全国各地から観光客が訪れている。
この活動は、入笠山の植物を守り、後世に受け継ぐため、毎年行っているもの。参加者はJA職員のほか、富士見高校の生徒や地域企業、個人での申込者ら103人だった。
参加者は、クワで土を掘り起こした後、ポットから山野草を取り出し、スコップを使ってていねいに植栽。30分ほどで、花畑全体に、フシグロセンノウ、ササリンドウ、ホタルブクロなど11種類計800株が植わった。いずれも草丈が50~60センチで、遠くからも目立つ品種とのこと。
窪田統括所長は「地域の皆さんと共に、入笠山に山野草を植えることができてよかった。この花がきれいに咲くかまた見にきたい。地域に根差したJAであり続けるため、今後もこのような活動には積極参加していく」と振り返った。