JA佐久浅間は5月27日、小諸市の小諸市文化センターで第23回通常総代会を開き、書面を含む613人が出席し、2021年度事業報告や22年度事業計画・収支計画など全7議案を可決承認した。
浅沼組合長は「地方における最大の産業は農業である。JAのやるべきことは地域農業を守ること。このためには農家所得を向上させることがJAの責務。組合員の皆さまと共に地域農業の発展に取り組みたい」とあいさつした。
22年度は、これまで実践してきた第一次3カ年プラス2カ年計画の見直しを図り策定した「JA佐久浅間長期ビジョン・第二次3カ年プラス2カ年計画」の初年度。「食と農で笑顔を育み、次世代へつなぐ地域をつくります」をビジョンに、「持続可能な地域農業の実現」「多様なニーズに応え農業と地域の未来を創る」を基本方針に、事業改革による既存事業の深堀りと未来への投資による両利きの経営を基軸として、持続可能な農業の実現を目指すとともに新しい農業・地域・JAの実現に向けて取り組みを進める。
議事終了後は「農家経営の危機突破および食料安全保障の確立に向けた緊急決議」を提案し満場一致で可決した。