県内JAの話題

梨の仕上げ摘果指導会 園地にあった摘果作業を | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|May 25, 2022 1:23:00 AM

JAあづみ梨部会は5月24日、安曇野市三郷小倉の圃場で梨の仕上げ摘果指導会を開いた。部会員やJA職員ら17人が参加した。生育状況を確認し、園地にあった摘果作業を進めていく。
2022年は春先から順調に生育していたものの、開花期の低温により思うような受粉ができず主力の「南水」を中心に着果量不足の園地が多く見られるという。
圃場では「南水」をはじめ「幸水」「豊水」「サンセーキ」の仕上げ摘果についてJA三郷地域営農センターの小林将士営農指導員は「枝の発生を抑制し、日焼け果や軸折れしやすい上向き短果枝、主枝、亜主枝の果実は着果させないことが重要」とし「園地によって異なるが果柄が長く、果形の良い果実を着果させてほしい」と指導した。
また、来年度以降の収量確保や高品質に向けて摘芯、芽掻き、誘引などの新梢管理を6月末までに行うよう呼び掛けた。
上條恭正部会長(62)は「病害虫対策や園地にあった摘果作業を進めてほしい。少しでも多く収穫したい」と話した。
今後、8月中旬に「幸水」、9月上旬には「豊水」「サンセーキ」、9月中旬には「南水」の集荷をそれぞれ始め、主に関西、中京方面などの市場に出荷する予定。