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果樹販売11億円を目指す/JA佐久浅間果樹専門委員会総会 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Apr 22, 2022 4:23:00 AM

JA佐久浅間果樹専門委員会は、2022年度の販売目標を11億円とし、生産基盤の再生と強化を図るとともに、地域部会や専門委員会組織を中心に「継続できる産地づくり」を進め、果樹栽培の活性化に取り組む方針だ。
4月19日、小諸市のベルウィンこもろで開いた総会には、部会役員やJA関係者ら46人が出席。22年度事業方針を確認した。役員改選では、専門委員長に立科町でリンゴを栽培する佐久間正秀さん(62)が選ばれた。
22年度は、地域の産地づくり計画に基づき果樹経営支援対策事業に取り組み、生産基盤の再生や改植による反収アップに取り組む他、安全・安心な果実生産販売や集荷施設の効率的体制整備に取り組んでいく。
生産対策として、リンゴは県育成品種「シナノリップ」を中心とした改植事業を進め、新たに省力化が見込まれる「ぐんま名月」を導入する。桃は川中島白桃を中心とした晩生種の導入により、9月の販売体制づくりを進める。プルーンは県オリジナル品種「サマーキュート」「オータムキュート」の導入を積極的に進め、産地強化に取り組む。
JAの高栁利道副組合長は「積極果敢な挑戦で、農業所得の増大や生産基盤の維持拡大を目指していく。21年度は厳しい年であったが、今年は実り多い年になることを期待している」とあいさつした。