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青年農業者の声を行政に届ける | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Apr 15, 2022 4:40:00 AM

JAグリーン長野青壮年部は長野市役所で4月13日、長野市農林部農業政策課と懇談会を行った。農業の「担い手」の要望を行政に直接届ける目的。青壮年部員である長野市議会議員の加藤英夫議員を発起人に今年で2回目。青壮年部員代表4人、JA青年理事2人、JA職員が出席し、長野市農林部櫻井伸一部長をはじめ、農林部各課長に向け、市と連携したトップセールス、補助事業の拡充など要請した。
懇談では、荻原健司長野市長の掲げるトップセールスについて、市長の知名度を生かし果実品目に限らず、野菜・花き、地産地消のアピールを行ってもらえるように要請。また、「何を実施するにも予算がないと動けないと思うので、ぜひ確保をお願いしたい」「初めて農業をやる人はもちろん、既存の生産者にも手厚い支援をお願いしたい」と声を寄せると、市職員は、「予算も限られる中で、必要な部分に必要なだけかけられるように努力したい」と返した。また、収入保険の補助等についての充実、労働力の確保、他市の事例から、燃料高騰化のなかでの振興品目への対策の検討と支援などを要請。「国や県の情勢を鑑みて市として判断していきたい」と話した。
懇談冒頭、荻原市長は「市の農産品をしっかり多くのみなさんにPRするとともに、農業の現場にいるみなさんの声を共有し、さらに農業政策に取り組んでまいりたい」とあいさつ。松坂正浩青壮年部長は懇談のなかで、改めて市長と市職員の協力を要請した。