県内JAの話題

第43回さくら祭り開催 多彩な催し来場者に笑顔 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Apr 14, 2022 1:50:00 AM

JAあづみは9日・10日の2日間、安曇野市堀金のそ菜特産流通センターやJAファームみどりの店一帯で春の恒例イベント「第43回さくら祭り」を開催した。
本格的な農繁期を前に組合員や利用者へ感謝の気持ちを込めて、農業資材や生活用品、電化製品などを格安で販売。農業機械・ガス器具の展示販売、スタンプラリーや柑橘類袋詰(1袋=5キロ入り)販売など多彩な催しを開き、初日から大勢の来場者で賑わった。会場入口では検温やアルコール消毒を実施、安心して買い物が楽しめるよう新型コロナウイルス感染症対策を講じた。
柑橘類の販売は2013年から業務提携している広島県呉市のJA広島ゆたかのレモンや不知火など3種類を袋(1袋=5キロ)に詰め、一日2回、各回先着50名限定とし、用意した1000キロは完売した。国産の柑橘類が格安で手に入るため、毎年人気の企画。20年から新型コロナウイルス感染症対策として詰め放題を袋詰販売に変更。
柑橘類を購入した来場者は「国産のレモンが欲しかったので、参加してよかった。はちみつ漬けやレモンジャムにして楽しみたい」と笑顔を見せていた。
イベント広場では、JA営農指導員が講師を務めた夏野菜の栽培管理を学ぶ「家庭菜園教室」を開催、参加者は枝豆の連作障害対策や肥料の施肥量などを質問していた。安曇野警察署とも連携し、農作業事故防止のため注意喚起チラシを配布する取り組みも行った。
営農経済事業部丸山昌則次長は「コロナ禍で人の交流が減ってきているが、対話活動を通じて、組織の結集に繋げたい」と話した。