JA信州うえだ助け合いの会上田支会は、3月22日、同JA本所で協力会員7人が参加し、ニュースポーツ「モルック」を体験した。コロナ禍で、引きこもりがちな高齢者でも気軽に出来て体と頭の運動になり、健康維持に役立つスポーツを試すことが目的だ。
この日は、協力会員らが道具を借りたり、競技ルールを調べて準備し、2チームに分かれて交互にモルックと呼ばれる棒を投げ、並べてある木製のピンにあてて得点を競った。
「モルック」とは、外国フィンランドのカレリア地方の伝統的なゲームをもとに生まれたスポーツで、運動が苦手な人や、体力に自信のない人でも気軽に楽しめるスポーツとされている。
参加者は「投げた棒が思うようにピンに当たらないところが面白い。50点丁度にするために、頭も使うのでいい運動になった」「高齢者でも椅子に座ってできるので楽しめると思う。夢中になって結構身体を動かしたと思う」などと話し好評だった。
同支会では、このほかに「ボッチャ」と呼ばれる競技を試して、より気軽に楽しめる方を今年度の活動に取り入れて行く予定だ。