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「あづみのキッチン」始まる 中華料理気軽に家庭で | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Mar 14, 2022 4:48:00 AM

JAあづみは9日、安曇野市豊科の大型農産物直売所「安曇野スイス村ハイジの里」の食育ルームで、第1回あづみのキッチン「中華料理教室」を開き、組合員約20人が参加した。
昨年も大好評だった同教室は、3月上旬に募集をかけると瞬く間に定員の20名に達するほどの人気企画。この日は、人気中華料理店「四川乃華」を運営する(株)シセン統括調理長の山本経一さんを講師に、中華料理作りに挑戦した。
料理は中華の定番「肉まん」や「カリカリたくあんの包み卵焼き」、「新巻鮭の酒粕風味」の三品。台湾料理からヒントを得て考案したという「カリカリたくあんの包み卵焼き」は信州を代表する漬物たくあんを使う。山本さんは「多めの油(大さじ4)で、揚げるように調理することが卵をフワフワに仕上げるコツ」などプロならではの助言を送り、参加者達はおよそ2時間かけて調理し、出来上がった料理を嬉しそうに持ち帰った。
参加者の一人は「人気の企画なので参加できてうれしい。油の量で風味などが激変して驚いた。早速、夕飯に作って家族に食べてもらいたい」と嬉しそうに話した。
山本さんは「中華というと家庭で作るには敷居が高いイメージを持たれるが、簡単に作れることを理解してもらえたと思う。これを機に安曇野の一般家庭に中華料理が広がれば嬉しい」と話した。
今後、あづみのキッチンではJAあづみ女性部伝統食サークルが「伝統食づくり教室」を開催するほか、来年の2月まで月2回のペースで開く予定だ。