JAみなみ信州グループ会社の（株）ジェイエイサービスは3日、建設予定地の同JA飯田支所構内で小規模葬に特化した「JA虹のホールいいだ」の新築工事安全祈願祭を行った。同社役職員、同JA役職員、近隣住民、施工業者ら24人が参加した。現在虹のホールは飯田下伊那に8施設あるが、小規模葬に特化したJA虹のホール建設は初めて。これまで飯田市街地を含む同JA飯田支所管内に虹のホールがなかったため今回の建設に至った。
近年、故人との最期の時間を家族でゆっくり過ごしたいとのニーズが高まっており、葬儀を近親者のみで行うパターンが増えている。これに対応し、家族でゆったりと過ごしてもらえるよう、葬儀会場や宿泊スペース、控室など広々と設計している。
同社の久保田幸宏代表取締役社長は「喪主様はじめ親族の皆さまにより一層寄り添ったサービスができるよう社員一同対応していく。ぜひ地域の皆さまにご利用いただきたい。工事中は近隣の方々や飯田支所利用者の皆さまにはご迷惑をおかけしますが、安全第一で工事が進みますようご理解とご協力をお願いします」と話した。
同ホールは木造平屋建て、延べ床面積264.16平方メートル。令和4年3月3日に着工し、令和4年7月に完成予定。