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第50回組合員代表者集会開催 10年先見据え事業・組織活動展開 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Feb 25, 2022 6:42:00 AM

JAあづみは2月24日、安曇野市豊科の安曇野スイス村サンモリッツで第50回組合員代表者集会を開いた。
総代や農家組合、生産部会などの代表者約170人が出席し、2021年度事業を振り返るとともに、「JAあづみ長期構想・2022-2024 3カ年計画」や「2022年度事業計画の実行方策」の2議案を審議、賛成多数で可決された。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため検温や手指消毒、集会中は会場出入口を開放するなど万全の対策を講じて開催。
千國茂代表理事組合長は冒頭のあいさつで「現状を打破するため、10年先の姿を描いた未来志向で事業活動、組織活動を展開することによって、道は拓けていくと確信している」と述べ「10年後も安曇野で農業が営まれ、地域共生社会が維持されている。そんな目標に向かって歩みを進める」と力を込めた。
「自然の潤いと人の営みが奏でる未来“安曇野”」をメインテーマに掲げた「JAあづみ長期構想」は10年後を見据え、持続可能な農業・組織・経営基盤の確立を目指す。そのために、直近3年間の具体的施策を示した「2022-2024 3カ年計画」は(1)農業所得増大へのさらなる挑戦(2)総合力の発揮と協同活動による組織基盤の確立(3)農と暮らしを支えるJA経営基盤の確立の3つのテーマを掲げ、担い手確保を目的とする次世代総点検運動の実施や対話活動を通じた組合員とのメンバーシップ強化など、それぞれの重点課題に取り組む。
また、組織活動を通じて、農業振興やJA発展に功績のあった2名1団体を組織活動功績者として表彰した。小林正さん(64)と西牧義文さん(64)、有明新鮮市に千國茂組合長が表彰状と記念品を贈り、讃えた。
受賞者を代表し、小林さんが「農業を取り巻く情勢は厳しい状況が続いているが、これからも安心・安全な農畜産物を生産していくための励みになった」と謝辞を述べた。