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伝統行事を食から学ぼう JA塩尻店でおせち作り教室 | 県内JAの話題 | JA長野県グループ「農」のポータルサイト いいJAん!信州

作成者: いいJAん!信州|Dec 27, 2021 6:07:00 AM

JA信州うえだ塩尻店は12月9日、上田市上塩尻の同店で「おせち作り教室」を開いた。伝統食を通し、昔から伝わる伝統行事は「なぜやるのか」を学んで次世代に伝えていくことが目的の「子どもたちに伝えたい伝統行事シリーズ」の一環。シリーズとして今年度3回目の開催で、これまでには柏餅、おやき作り教室を開いている。
この日は、地域住民6人が参加。JA生活活動サポーターや物作りを得意とする地元住民を講師に、おせち料理2品とニンジンの飾り切りを作った他、重箱へのおしゃれな盛り付け方法などを学んだ。参加者は講師の指導のもと、フライパンを使って田作りやローストビーフを作ったり、ニンジンをねじり梅、扇、ウサギの形に切ったりして正月料理を作り上げた。料理の盛り付け方や器を工夫したり南天を飾るなど、重箱をおしゃれに飾り付ける方法も教わった。作った料理は各自持ち帰った。
参加者は「田作りなど簡単に出来て驚いた。家でも作りたい」「ニンジンの飾り切りは細かい作業だったが上手くできてうれしかった」「盛り付け次第で重箱が華やかになって良い」などと話し、好評だった。